種村英大さん 愛さん(移住者)

種村英大さん 愛さん

思い描いた生活は最初から全ては揃わない。徐々に理想の生活へ。

プロフィール

自然に興味があり、昔ながらの暮らしを体験してみたいと思いから九重町へ移住を。九重町での有機農業体験や野焼きを経験し、地元のつながりに強い感銘を覚え今の生活に至ります。

紹介

種村英大さん、愛さん、雄大さん、穂香さん、元助さん
出身都道府県:神奈川県
移住して何年:16年目

Q:移り住んだきっかけと九重町を選んだ理由はなんですか?

大学卒業後、将来について悩んでいた時期がありました。もともと自然に興味があり、昔ながらの暮らしを体験してみたいという思いからWWOOF(ウーフ)を利用して、九重町の飯田地区で有機農業体験を1週間ほど行いました。その期間に野焼きを経験し、地元のつながりに強い感銘を覚え、当初一週間の滞在予定が1カ月となり、そのまま1年間へと月日が経ち、今の生活に至ります。

Q:好きなところは?

飯田地区は自然を大切に思う意識が高く、またそういう活動をする仲間が多いところが好きです。

Q:お気に入りの場所は?

WWOOFの受け入れ先であった「おわて」です。私にとって「おわて」での素敵な出会い・経験がいまの生活の原点になっています。受け入れ先の方がとても親身な方で、いまに至るまで九重町での生活を全面的にサポートしてくれています。本当にありがたいことです。ちなみに妻との出会いも「おわて」です。

Q:移住前に不安だったこと、移住して困ったことは?

仕事に対しての不安がありましたね。どういった仕事があるのか?地域の人たちはどうやって生活しているのかが見えてこないところに不安を感じていました。そんな中で自分の仕事を見つけるまでに苦労しました。あと身近に知り合いがいないことでトラブルへの対応に困りましたね。自分で対応できることと、対応できないことがあります。水道一つにしても修理を自分たちでしないといけないこともありました。今ではそれも当たり前のようにしていますけどね。

Q:地域の中での暮らしはいかがですか?

子育ての環境は抜群にいいです。コロナ禍の昨今ではありますが、特に閉塞感を感じることなく、自然を感じながらのびのび暮らしていると思います。中学生まで医療費が無料である点も嬉しいですね。

Q:移住を考えている人へのアドバイス、メッセージをお願いします。

「思い描いた生活は、最初から全ては揃わない」ということを念頭において移住を考えることが大事だと思います。暮らしていくなかで、思い描いた生活を徐々に手に入れていければいいと思います。また、「身近でサポートしてくれる人を見つける」ということが移住のキーポイントになると思います。移住後の生活は様々な困難に直面することがあり、自分ひとりでは解決できないこともあります。その際に頼ることが出来る人がいるということが、精神的に追い詰められなくてすむと思います。

( 取材者:Hisanori )

TOP